一般的な意味での「シール」について

一般的に「シール」と呼ばれるものは、紙の裏にノリの付いたもので、日本で初めて作られたのは1912年と言われています。
粘着剤がついていてもはがれやすいように加工された剥離紙に仮止めされて販売・添付されており、多くはイラストの形など必要な形状にカットされています。
お菓子などの食品や文房具などのおまけとして商品に添付される他、動物や花、漫画やアニメのキャラクターのイラストが描かれたシールが販売されています。
素材は紙の他に合成樹脂やゴム製、アルミ箔で尽くされたものもあります。
これら素材で作られた台紙の上にイラストなどの図柄が印刷されて出来ています。
使用されている粘着剤の多くは不溶性で、剥離紙から剥がしてそのまま貼れるものがほとんどですが、中には水溶性の粘着剤が使われ、水で濡らしてから貼るタイプのものもあります。
顔写真付きのシールを手軽に作れるプリント倶楽部は、発売から大変人気となり、現在でもコミュニケーションツールとして多くの世代に利用されています。